汝、蔵を潰すことなかれ

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機関投資家訪問。ニッポン放送の話も当然出る。IT業界が絡むことによるマスコミ業界の再編ももちろんだけど、株式市場でも話題になっているとのこと。こういうコントローラブルな量の株式取得が大企業向けに多数できるということがわかると多数の投資家が参戦してくるのではないかということ。つまり企業価値が過小評価されている会社に新しい風が入る可能性が高くなったことで、企業業績が将来的に良くなることを見越して株価に反映されることを考慮にいれ、日本株への投資量が大きくなり、ひいては市場全体の上げ圧力になるのではないかということ。なるほど、と思う。もっと日本企業は評価されてもよいはずだ。そのためには経営刷新が必要だ。それも外部からの。内部の秘めたるパワーに異物が反応することにより、素晴らしい結果が生まれると考える。市場全体のためにもやり遂げなければいけない。

10日のホリエモン日記より。見事なまでに、機関投資家の口車に乗せられている。「外部からの経営革新」などという言葉からも、堀江貴文という人物がいかに経営能力が乏しいかが分かる。社長日記に寄せられたコメントにも苦笑。「株価上げろ!」とだけ書かれたそのコメントには、資本主義のデマゴーグの煽りを真に受けた者の愚かさが実に簡潔に表れている。
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