2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ベトナム戦争、遠くて近い30年

サイゴンが陥落して今日で30年。NHKのドキュメンタリー番組「ベトナム戦争・サイゴン陥落 アメリカはなぜ敗れたのか」は北ベトナム・南ベトナム・アメリカ陸軍・大使・CIAなど関係者による証言を中心に構成されていて、とても充実した内容だった。米軍は1973…

「言論の自由」なき国

中国でデモが拡大している。外相会談の発言すら捻じ曲げる中国政府は「日本に謝罪することはない」の一点張りである。警察も形だけの警備で、大使館や日系企業・店舗に対する破壊活動を止めようともしない。海外では次々と中華街を作り、国内では共産主義を…

ライブドアがGoogleエンジン採用

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/14/news036.html 自社開発に失敗した挙句、よその検索エンジンを借りてきて「国内最高峰の検索環境」と宣伝するライブドア。敵対的買収を仕掛け、値段のつり上がった株を高値で買い取らせるヤクザな堀江氏の会…

早稲田大学:文学部を改編、文化構想学部と文学部を新設

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050414k0000m040032000c.html 文学部の隠れた人気科目(?)だった映像系は芸術学校ができて魅力が半減、コアな語学系も新設の国際教養学部に移管され、現在の早稲田の人文科学系は教育学部が一番充実し…

ここ最近の中国における反日運動の高まりについて

中国の徹底した反日教育が今回のデモの要因となっていることは明白であるにも関わらず、中国当局は責任は中国側にはないと主張している。毎年(日中戦争の)賠償金がわりの莫大な円借款を受けながら日本のEEZ内でガス田開発を進め、日本の安保理常任理事国入…

新年度でも旧態依然

衆議院事務局の人と話をする。議会運営と言うと聞こえはよいが、要は委員会の調整やマスコミへの対応、我儘な国会議員たちの尻拭いなどの地味な仕事がほとんど。55年体制が長く続いた弊害か、与野党の間を取りもつ事務局の人間が与党と癒着して旧体制の一翼…

コーラス(Les Choristes)

★★★☆☆ 国内に多くのアラブ人を抱えるフランス。だが、911のショックと欧州統合の進展は白人中心のヨーロッパの伝統に立ち返ろうという欲求を生み出しているようだ。西洋の声楽はローマ=カトリックと共に発展してきたが、本作にはそういったキリスト教の伝統…

散りゆく君へ

花見には最高の陽気。こういう麗らかな日には千鳥ヶ淵の遊歩道を堀に沿ってのんびり歩くにかぎる。幻想的な桜のトンネルは都会の喧騒を一瞬だけ忘れさせてくれる。今日は潅仏会。 世の中を思へばなべて散る花のわが身をさてもいづちかもせん 西行