2005-01-01から1年間の記事一覧

参院・郵政法案否決、衆院解散へ

日本の経済はここ数年回復基調にあるが、それは年9%台の成長を続ける中国の好景気に牽引された結果であり、国内企業の多くはバブルの崩壊以降、競争力を回復できずにいる状態が続いている。また、これまで多くの労働力を提供してきた団塊の世代が定年を迎え…

スターウォーズ エピソード3

★☆☆☆☆ A long time ago in a galaxy far, far away . . . . 続編が作られるたびにCGの技術と反比例して輝きを失ってきた本シリーズ。それでも、アナログ技術を総動員してVFXの可能性を模索した初代スターウォーズ(Episode IV: A New Hope)には確かに胸躍る…

「ハウル」が問いかけるもの

※ネタばれあり。未見の方はご注意ください。 議論の叩き台として、アメリカ人の感想を取り上げる。 『ハウルの動く城』米国レビュー(HOT WIRED JAPAN) 外見が老婆に変化したことで、ソフィーが精神的にも成長する(突然、おばあさんのような知恵と忍耐力が…

ハウル in the USA

先週のウィークエンドから劇場数がようやく202館に拡大された「ハウルの動く城」。1位の「バットマン・ビギンズ」が3858館、「スター・ウォーズ エピソード3」が2923館とケタ違いの規模で公開されていることを考えると、アメリカで13位というのはかなりの健…

ユスリ、その主体と客体

資金を調達するために株式というシステムが考案されると、金儲けの道具としてそれを利用する投資家が現れる。それはどの国でも変わらない。しかし、いわゆる日本的経営のもとで経営者と従業員が団結して育ててきた会社を、堀江某が一昔前のアメリカ投資業界…

フォーガットン

★★☆☆☆ あまり期待せず、ジュリアン・ムーアとゲイリー・シニーズを見るために劇場へ。ところが予想に反してサイコ・サスペンスではなくて○○○ものだったので意表を突かれる。ただ、○○○を映像化する場合、それをなるべく見せずに観客を欲求不満にさせてしまう…

湿気にもめげず。

梅雨入り宣言っていつも遅い。宣言して降らなかったらクレームがくることを役人は恐れているのだろう。ムシムシして不快指数が高い部屋で、どうにか一曲完成させる。今回はピアノとクラリネット。某所にて公開中。

ハウル、アメリカで公開

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050614AT2M1400K14062005.html 先行ロードショーは36館。宮崎アニメに協力するポーズを見せつつ、本腰を入れないのはいかにもディズニーらしい。

インディ4、脚本が完成?

http://event.entertainment.msn.co.jp/eigacom/buzz/050609/15.htm ネイサンソンの脚本なら期待できそう。ダラボンは才能ある人だけど、インディ・シリーズとはちょっと方向性が違いすぎる。それにしても、「宇宙戦争」を撮ったあとに五輪選手村テロ事件の…

その後のオダギリ

http://www.lifecard-choice.com/top.html 「率直」のオチに爆笑。「男気」はビミョーすぎ。どーすんの!?俺!!

ハウルの動く城(US Trailer)

http://www.apple.com/trailers/disney/howls_moving_castle/ ジブリの前に“ディズニー・スタジオ”とクレジットされるのは如何なものか。

ミリオンダラー・ベイビー

★★★★★ イーストウッドにフリーマン。ヒラリー・スワンクの役がこうなるのはもはや仕様なのかもしれない。贅沢な競演に酔いしれるべし。133分。 (2005,アメリカ)

キングダム・オブ・ヘブン

★★★★☆ 出るべくして出た十字軍映画。イスラムの英雄サラディンの描き方も良い。リドリー・スコットの映像美と壮麗な舞台芸術。ここまで徹底して作られた史劇を劇場で見ないのは損というものだ。145分。 (2005,アメリカ)

真昼の決闘

★★★★☆ 好きな西部劇のうちの一つ。久しぶりに見て、赤狩りの真っただ中にあったハリウッドでよくこんな作品を撮れたものだと感心しきり。当時俳優としては下り坂にあったゲーリー・クーパーとこれが映画デビュー作となったグレース・ケリーの顔合わせが楽し…

ボン・ヴォヤージュ

★★★☆☆ アジャーニ・ファンとしては不完全燃焼。脳天気な映画女優を“地”の演技で軽くこなしているのだが、キツイ香水が画面越しに香ってくるような野暮ったさがどうにも馴染めない。先の「コーラス」にも言えるのだが、こういったシンプルな映画を楽しめなく…

女王フアナ

★★★☆☆ 主演が貫禄不足。“ファナティック”の語源とも言われる、愛に狂う女王には見えなかった。イザベラの娘なのだから、もっと凄味が欲しい。他の配役には不満なし。美術も見事。原題は“JUANA LA LOCA”。ヴィンセンテ・アランダ監督、117分。 (2001,スペイ…

戦いの先に、未来はあるのか。

昨年あれほどハリウッドで評判になったのに続編の話が出てこないのはナゼ?*1と思っていた3Dライブアニメーション「APPLESEED」。プロデューサーがジョン・ウーに変わって2006年に映画の続編とテレビ版が公開されるらしい。ファンとしては原作者の士郎正宗氏…

未来を走るクルマ

エンツォフェラーリのデザインで知られる奥山清行氏のドキュメンタリー番組をチェック。同氏の率いるデザイン工房Pininfarinaがジュネーブモーターショーのために手がけたバードケージ75は確かに秀逸なデザイン。これでナイトライダーやってくれたら、間違い…

ハウル動員1500万人

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_howl_20050502a.htm 全米公開は6月より。カルシファー役にビリー・クリスタル……聞いてみたいかも。

イラン、ウラン転換開始を示唆

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200505010004.html 北朝鮮のミサイル試射がイランの動きと呼応しているとしたら……と、つい余計なことを考えてしまう。だが、FIFAの決定に憤慨してミサイルを撃つほど、今の北朝鮮に余裕はない。各紙とも防衛庁のプレスシート…

脱線事故と報道

事故をゲーム脳のせいにした記事まであった。こうした記事が僕等を真相から遠ざけていく。 アメリカでは、ジャーナリストを養成する大学の講義で報道時のエチケットを徹底的に教えこむ。悲惨な事故があった際に、悲しむ犠牲者の家族をリアルタイムで放送する…

ベトナム戦争、遠くて近い30年

サイゴンが陥落して今日で30年。NHKのドキュメンタリー番組「ベトナム戦争・サイゴン陥落 アメリカはなぜ敗れたのか」は北ベトナム・南ベトナム・アメリカ陸軍・大使・CIAなど関係者による証言を中心に構成されていて、とても充実した内容だった。米軍は1973…

「言論の自由」なき国

中国でデモが拡大している。外相会談の発言すら捻じ曲げる中国政府は「日本に謝罪することはない」の一点張りである。警察も形だけの警備で、大使館や日系企業・店舗に対する破壊活動を止めようともしない。海外では次々と中華街を作り、国内では共産主義を…

ライブドアがGoogleエンジン採用

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/14/news036.html 自社開発に失敗した挙句、よその検索エンジンを借りてきて「国内最高峰の検索環境」と宣伝するライブドア。敵対的買収を仕掛け、値段のつり上がった株を高値で買い取らせるヤクザな堀江氏の会…

早稲田大学:文学部を改編、文化構想学部と文学部を新設

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050414k0000m040032000c.html 文学部の隠れた人気科目(?)だった映像系は芸術学校ができて魅力が半減、コアな語学系も新設の国際教養学部に移管され、現在の早稲田の人文科学系は教育学部が一番充実し…

ここ最近の中国における反日運動の高まりについて

中国の徹底した反日教育が今回のデモの要因となっていることは明白であるにも関わらず、中国当局は責任は中国側にはないと主張している。毎年(日中戦争の)賠償金がわりの莫大な円借款を受けながら日本のEEZ内でガス田開発を進め、日本の安保理常任理事国入…

新年度でも旧態依然

衆議院事務局の人と話をする。議会運営と言うと聞こえはよいが、要は委員会の調整やマスコミへの対応、我儘な国会議員たちの尻拭いなどの地味な仕事がほとんど。55年体制が長く続いた弊害か、与野党の間を取りもつ事務局の人間が与党と癒着して旧体制の一翼…

コーラス(Les Choristes)

★★★☆☆ 国内に多くのアラブ人を抱えるフランス。だが、911のショックと欧州統合の進展は白人中心のヨーロッパの伝統に立ち返ろうという欲求を生み出しているようだ。西洋の声楽はローマ=カトリックと共に発展してきたが、本作にはそういったキリスト教の伝統…

散りゆく君へ

花見には最高の陽気。こういう麗らかな日には千鳥ヶ淵の遊歩道を堀に沿ってのんびり歩くにかぎる。幻想的な桜のトンネルは都会の喧騒を一瞬だけ忘れさせてくれる。今日は潅仏会。 世の中を思へばなべて散る花のわが身をさてもいづちかもせん 西行

日本 1−0 バーレーン

バーレーンの高い壁に何度も阻まれた。セットプレーからチャンスを拾うしかない日本の攻撃はまたしても単調になり、得点ができない。もう後がない状況で、中村俊介は何度も何度もコーナーからボールを蹴り上げる。その粘り強い攻撃が、あのオウンゴールを引…