犬飼改革、実を結ぶ

orpheus2006-12-02

浦和レッズが念願のリーグ優勝。6万2000人収容の埼玉スタジアムは常に真紅のサポーターで埋まり、今は入場料収入だけで19億円を越えるという。3年連続最下位、J2降格……かつて「Jのお荷物」とまで言われたレッズを立て直したのは、旧浦和市出身の元社長・犬飼氏(現Jリーグ専務理事)の手腕によるところが大きい。穴だらけのグラウンドを整備し、雨漏りのするプレハブのクラブハウスを立て替えるといった環境づくりを地道に進める一方で、基礎作りに定評のあったオフトから、より組織的なサッカーを求めてブッフバルト*1に監督を交代、三都主闘莉王、ワシントンら大型選手の補強を成功させ、レッズを強豪チームへと導いた。14年目にして、ようやく辿り着いた王座。We are Reds! 今宵は「カンピオン」の美酒に心から酔いたいと思う。

浦和レッズ公式サイト
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*1:ギド・ブッフバルトは1961年ベルリン生まれ。1990年のW杯優勝時のドイツ代表(DF)。