話題のMini PCを作ってみた

orpheus2007-11-23

ネットブラウズと表計算のための超小型PCを組む。ベアボーンは評判の良いAOpenのMP965-Dをチョイス。消費電力と性能のバランスが良いモバイル用のCPU(Santa Rosa)を載せることで、PCの電源も90Wで十分足りる。ATXやMicro ATXといった普通のデスクトップPCが安定動作のために400W程度の電源を必要とする(もちろん、パワフルなビデオカードを挿せばさらに電力が要る)のに対し、Mini PCは環境にも家計にもやさしい。ゲーム機でいえば、WiiみたいなポジションのPCである。またTDPが35Wのため冷却も最低限で済み、静粛性も非常に高い。正直、10万7千円(本体+OSの合計)でここまで快適なMini PCが作れてしまうと、場所をとる従来サイズのPCを組むのがちょっと馬鹿らしく思えてくる。本格的なクアッドコア旋風の到来が予想されるなかで、あえてこうしたシンプルなPCを組むのも意外と楽しいものだ。以下、簡単なスペック。
Barebone: AOpen MP965-D (FSB800, GM965+ICH8M)
CPU: Intel Core2 Duo T7500 (FSB800, Merom 4M, 2.2GHz)
Memory: Princeton DDR2 SO-DIMM (PC2-5300, Dual, 2GB)
HDD: Hitachi 2.5inch S-ATA (120GB)
OS: Microsoft Windows XP Home Sp2 (DSP)
Monitor: Dell E207WFP (WSXGA+)