母国語は空気のごとく
知ることは「力」だから、自分の身体をよく知ることは大切だと思う。勘違いで落ち込んだりネガティヴな考え方に陥っても馬鹿みたいだぞ？知ろうとしないで、勘違いで傲慢になるのも馬鹿。 知らぬが仏なこともあることも、確か。私が手術を通して一番学んだのは・・・ああ、先生たちはあえて、私に事前に細かい手術内容や術後のことを説明しなかったんだな、っていうこと。聞かされてたって「未知」のことだし、無駄に私を怖がらせるだけだったと思う。ありがてー。 でも知るべきことはちゃんと自分で知ろうとしたと思う。（中略） でもさ、本当に皮肉なもので、いくら子供が欲しくてもできない人たちもいるし、避妊もしてたし出来ないと思ってた人に子供ができちゃったり、運命ってずるいとかうまく行くとか、どっちも無くて、ただそう「ある」ことだからさ。ねえ？（中略） 川端康成の文章は本当にやばいっす。これに匹敵する英文作家はいねーっ。川端康成まじやべーっ。
知ることから全ては始まる。そして「未知」なるものよりも、普段「当たり前に感じている」「古びている」と思うものにこそ、幸福は宿っている、と思う。
