実体経済をめぐる冒険

orpheus2009-03-17

ヨーカ堂が18日から値下げ、食料品など2600品目

イトーヨーカ堂は17日、衣料品と住居関連、食料品の計2600品目を、全国のイトーヨーカドー175店で18日から一斉に値下げすると発表した。消費者の節約志向が強まる中で、同社の値下げとしては過去最多の品目数となる。値下げ効果で全体で約3%の売り上げ増を見込んでいる。値下げは、原材料価格や円高による輸入コストの低下などで可能になったという。衣料品1500品目を平均30%、布団や鍋など住居関連1000品目を27%、食料品100品目を15%、それぞれ値下げする。衣料品はヨーカドーの独自商品がほとんどで、例えば「紳士ストレッチドレスシャツ」は1990円から1490円になる。このほか、「ステンレス3層鋼鍋」は3680円から2980円に、焼き肉のたれ「黄金の味」(エバラ食品工業、210グラム)は、258円から218円などと値下げになる。
一方、ダイエーは19〜22日の4日間、全国約200店舗で「うれしいね 定額給付金セール」と題し、衣料品と生活用品を購入した際の買い物ポイントを5倍または10倍に増やす。また、自治体が、給付金に併せた地域限定の商品券を発行しない店舗では、1万1000円分の買い物ができる商品券を1万円で販売する。

F爺が「来ましたね」と騒いでいるから何かと思ったが、これはデフレというより、殿様商売していた企業が現実を直視しただけの話だろう。普段から近所の店舗で買い物をしていれば肌で感じられるはずだが、もともとセブン・イレブン・ホールディングス系列のイトーヨーカドーは、プライベート・ブランドを含め、どれも商品の値付けが割高という印象があった。それが今回の値下げで、ようやく価格競争をしている他のスーパー並みの価格になったにすぎない。しかし、この金融恐慌で先行き不安感が強い状況下では、わずかな定額給付金などは税金やローンの支払いに充てられるだけで景気浮揚策としては全くの“焼け石に水”に終わると思われる。与謝野大臣が「天からお金が降ってくる(定額給付金)なら使うことはあるだろうが、元々の財政や金融政策には全くなじみがない。必要なら国債を出せば済む」と政府紙幣を切り捨てた以上、本気で冷え切った個人消費に強い刺激を与えようと思うならば、思い切って消費税の廃止でもするしかないと思うのだが。
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