真珠の耳飾りの少女

orpheus2004-11-17

http://www.gaga.ne.jp/pearl/
★★★★☆
都会に住んでいてありがたいのは、名画座がいくつもあること。公開時に見のがした作品もブームが去った後でゆっくりと楽しむことができる。さて、本作。フェルメール好きとしては、グリートが「フェルメール・ブルー」を調合するくだりは結構嬉しかったりする。美術や衣装の頑張りに比べると脚本がいまひとつだったので、この評価。それにしても、「個」が自立し始めた17世紀の新興国オランダには、色鮮やかなフェルメールの絵がとてもよく似合う。
▼今週の金曜まで早稲田松竹新文芸座でも12月に上映予定あり。
(蛇足:私の好きなフェルメール作品……12
(2002,イギリス/ルクセンブルグ