真昼の決闘

orpheus2005-05-14

★★★★☆
好きな西部劇のうちの一つ。久しぶりに見て、赤狩りの真っただ中にあったハリウッドでよくこんな作品を撮れたものだと感心しきり。当時俳優としては下り坂にあったゲーリー・クーパーとこれが映画デビュー作となったグレース・ケリーの顔合わせが楽しい。本作の“腰抜け保安官”ぶりに憤慨したハワード・ホークスジョン・ウェインと組んで「リオ・ブラボー」を撮ったのはあまりにも有名。フレッド・ジンネマン監督、84分。
(1952,アメリカ)