カーリング精神

orpheus2006-02-23

カーリングは技量と伝統のスポーツです。的確に達成されたショットは見た目にも楽しいものですが、それだけにとどまらず、ゲームの真髄に活かされている由緒ある伝統を観ることは素晴らしいことです。カーラーは勝つためにプレーしますが、決して相手を卑しめるようなことはしません。真のカーラーはフェアでない勝ちよりも、むしろ負けることを選びます。良いカーラーは相手の気を散らしたり、相手のベストを尽くしたプレーを妨げるようなことは決してしません。カーラーは意図的に競技の規則や慣習を破ることは決してしません。しかし不注意にも破ってしまい、それに気づいた場合はまっさきに違反を申し出ます。カーリングゲームの主な目的は、競技者の相対的な技量を決定することですが、一方、ゲームの精神は立派なスポーツマンシップ、親切な思いやり、高潔な態度を強く求めています。この精神は競技規則の解釈や適用に活かされるべきであると同時に、アイス上、アイス外を問わず、すべての参加関係者の行為に活かされるべきです。

世界カーリング連盟「オフィシャルハンドブック」

ローカルな大会では試合終了後に自分達でシートの後片づけをするのだが、その際に勝った方が率先してそれを行うという慣例がある。戦う相手に対する敬意を忘れない。それがカーリングの精神なのだ。“自他共栄”を重んじる柔道の精神とも結構似ていて、日本人に合っている競技だと思う。
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