Vista Get Ready?

orpheus2007-01-28

Windows Vistaの発売まであと2日。先日購入したケースもソルダムから届き、ネットでパーツの情報を収集中。Core Microarchitectureは64bit環境でパフォーマンスが低下するため、できればCore 2 Duoは避けたかったが、ライバルのAMDの製品には魅力を感じないし、消去法で結局Conroeに落ち着きそうだ*1
DAWではメモリとHDDを極限まで追い込むので、CPU以外にも金がかかる。現行のM/Bでは8GBまでメモリを積める*2が、本当に低レイテンシーで信頼性の高いメモリを4本確保するのは思ったほど容易ではない。オーバークロック関連のサイトを見ても、メモリの信頼性に関する情報にはかなりのバラツキがあるようだ。
HDDは長年のSeagate愛用者なので迷いなし。同社の7200回転、400〜500GBのS-ATAを3台ほど導入する予定(なお、今使っているXPマシンではシステム+作業用、iTunes、サンプリング関連Ⅰ、Ⅱ、MIDI関連の5つのHDDを搭載しており、シンプルな構成にはほど遠い)。その他のFirewireなどの周辺機器については、ドライバーの開発がVistaの発売に間に合わないのでリリースされるのを待つしかない(M-AUDIOの製品なども、現時点ではVistaマシンで動かすことができない)。
さて、最大の懸念はVistaで従来のソフトが動くかどうかということである。古い16bit系のアプリは仕方ないとして、メインとなる32bitのソフト資産が使えないとさすがに困る。マイクロソフト純正のソフトでさえ、多くの不具合が上がっている状況なので、かなり撃沈しそうな予感。もちろん、重要なアプリは旧マシンでも動かせるようにしておく訳だが、音楽制作はなるべく1台のマシンで済むようにもっていきたい。

*1:IntelQuad Coreに最適化した製品を出してくるのは来年になるので、Vistaが安定するまでの一年間はE6600+P965あたりで我慢しておくのが妥当だろう。

*2:32bit OSは通常4GBまでの物理メモリしかアクセスできない。OS側がメモリを1GBほど占有してしまうため、アプリケーションが実際に利用できるメモリの上限は3GBとなる。なお、ハードシンセや外部DAWがメインの人ならば、PCのメモリは2GBもあれば十分である。