命拾い、あるいは刑期延長

orpheus2007-03-06

先日のピアノ売却の件だが、実家から「大事に使っていきたい」という希望が出た。売却の話を進めていたYAMAHAには申し訳なかったが断りの連絡を入れて、ピアノ引越し業者を探し始めた。例年3月から4月ぐらいは入学などでピアノの引越しも多いため、なかなかすぐに運べないこともあるらしいが、幸い、来週末ぐらいには搬出してもらえそうな感じである。さて、売却を免れた我が家のピアノはこのことを喜んでいるのか、悲しんでいるのか。もちろん、毎日弾いてもらえる方が楽器にとっては幸せだろう。君が《熱情》を弾き飽きたのではなく、《熱情》の方が熱意の足りない君を飽きたのだ、とさる高名な教師も語っているではないか。