もう詰んでいるかもしれない件

急激に海氷が減少、北極海の「北西航路」が開通

「われわれは、(北極の)海氷面積がわずか300万平方キロメートル前後にまで減少しているのを確認した。これは2005年および2006年の最小値と比べて約100万平方キロ少ない。海氷面積は、過去10年の間で、年間約10万平方キロのペースで減少していたから、わずか1年で100万平方キロも減少したことになる。これは非常に極端なペースだ。たった1年で急激に減少したことで、(夏季の)氷が予想よりずっと速く消滅する懸念は間違いなく高まった。何が起きているのか、早急に解明する必要がある」(Leif Toudal Pedersen、デンマーク国立宇宙センター)