テロリストと秋の空

鳩山邦夫三部作遂に完結
邦夫のもとにかかってきた一本の電話。「大連立」の一件でバッシングを受けている民主党の由紀夫からだ。「おい、ちょっと騒いで世間の目を引きつけてくれないか」「おう、お安いご用さ」。次の衆院選の下野後に民主党への鞍替えを検討している弟には断ることのできない兄の頼みである。……しかし、さすがに法相本人がテロリストというネタは思いつかなかった。ざぶとん一枚。

鳩山法相:「日本にテロリストがいる」と発言(元ネタ)

鳩山法相は同市の祭りの席でマイクを持ってあいさつし「事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐわけでありまして。とにかくこの国をテロから守る。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」などと語った。

もしこれが事実ならば、祭りの席なんかで喋ってないで、アメリカの情報筋から渡されたリストをきっちりと国民に公開すべきだろう。「テロリストを見つけて、ケータイで法務省に通報しよう」キャンペーンとか展開されても困るけれども。