Life Style

ゆく年くる年

帰省先で父の発病を知った。ジェームズ・コバーンのように煙草を愛してきた人だから、その肺癌の知らせはまるで予約していた指定席のチケットが忘れずにポストに届くように、我が家へと自然にやってきた。片肺がやられ、気管支が細くなって呼吸することさえ…

Happy Wedding

都内で友人の結婚を祝う。堅苦しいことは抜きで、終始なごやかな雰囲気のもと楽しい会となりました。これも新郎新婦のお人柄あってのことでしょう。末永く、お幸せに!

またひとつ、歳をとる

10代の頃は早く大人になりたくて背伸びしていた。20代前半に大企業のドロドロした世界に身を置いたこともあって、20代後半には歳をとることにすら関心がなくなっていた。まあ、よい歳の重ね方をしていきたい……というささやかな目標は持ち続けているけれど。…

而立

ゆっくりと3200mほど泳ぐ。適度な疲労感が気持ちいい。そういえば、昨日の新聞(読売新聞ZIPZAP)で女優の稲森いずみが取材に答えてこんなことを言っていた。 現実でも三十二歳を迎えた。次々と仕事が舞い込み、撮影現場から救急車で運ばれるまでがむしゃら…

夏の風景

2時間ほど泳いで、今日はあがる。帰り道にちょっとした林があるのだが、最近の私にとって、賑やかな蝉の合唱を聞きながら、その涼しい木陰の脇を通る小さな道を颯爽と自転車で駆け抜けるのが「至福の時」になっている。日本の夏を満喫している充足感、林の中…